
設備概要
本設備は、ゴムや金属への印字に特化した「ファイバーレーザー」を搭載したプロ仕様の加工機です。
1. 基本仕様・性能
- レーザー方式: ファイバーレーザー(波長 1064nm)。
- 繰り返し精度: ±0.03mm
微細な電子部品や精密機械部品への印字においても、極めて高い再現性を維持します。 - 加工スピード: 最大 4,000mm/s
ヘッド内のミラーが高速駆動する構造により、従来のプロッター型と比較して約30倍のスピードで加工が可能です。 - スポット径: 約 0.05mm(理論値)
非常に細いビームにより、肉眼では判別が難しいほどの微細な文字や複雑なロゴも鮮明に描画します。
2. 柔軟な加工構成
お客様のニーズや素材のサイズに合わせ、最適な加工環境を選択可能です。
- 選べるレーザー発振器:
- 標準(Qスイッチ): 一般的な金属刻印に最適。
- MOPA型: パルス幅の調整が可能。ステンレスやチタンへのカラーマーキングに対応します。
- MOPA型100W: 高出力により、金属への深彫りや、より高速な量産加工を可能にします。
- 可変加工エリア:
- レンズ交換により「110mm角」「200mm角」「300mm角」のエリアに対応。大型部品から小さなチップまで柔軟に配置できます。
加工エリア
①幅110×奥行110mm×高さ375mmまで
②幅200×奥行200mm×高さ240mmまで
③幅300×奥行300mm×高さ120mmまで
主な特長
広範な素材への高品位な印字
金属全般: アルミ、ステンレス、鉄、真鍮、銅、チタン、亜鉛、鉛、ニッケル、金メッキ、アルマイト処理アルミなど、ほぼ全ての金属に対応します。
樹脂・ゴム: 従来のレーザーでは困難だったゴム素材をはじめ、ABS樹脂、ポリカーボネート(透明含む)への鮮明な印字が可能です。
圧倒的な加工精度とスピード
±0.03mmの高い繰り返し精度と、約0.05mmの極細スポット径により、微細な文字や複雑な幾何学模様も正確に再現します。
ガルバノ方式の採用により、従来のプロッター型レーザー加工機と比較して約30倍の圧倒的な加工スピードを実現しており、量産案件にも迅速に対応します。
素材の付加価値を高める特殊加工
カラーマーキング: MOPA型発振器の制御により、ステンレスやチタンへの鮮やかなカラー印字が可能です。
深彫り加工: 100Wの高出力モデルにより、金属への素早く深い彫刻加工にも対応します。
立体・曲面形状への柔軟な対応
5種類の回転軸オプションを駆使し、平面だけでなく円柱、円錐、リング状の部品周囲への回り込み刻印が可能です。
使用用途
生産管理の効率化から製品の意匠性向上まで、製造現場の様々なニーズを解決します。
確実なトレーサビリティの実現
工業部品、ドリル、モーター、カメラレンズ等へのシリアル番号、ロット番号、QRコード、バーコードの精密印字。
外部データ(CSV/txt)との連携による、個別情報の自動カウントアップ印字。
剥がれない・消えない永続的な表示
ラベルや印刷とは異なり素材自体を加工するため、過酷な環境下でも摩耗や剥離の心配がない銘板、注意書きパネル、目盛りの作成。
ブランディングと製品装飾
筐体や精密部品への企業ロゴ、製品名のマーキング。ステンレス素材へのカラーロゴ印字によるデザイン性の付与。
生産工程への組み込み提案
インライン対応コントローラーにより、製造ライン上でのリアルタイムな日時や賞味期限の自動印字、外部サーバーからのデータ取得による自動加工も可能です。





